julym(じゅらいむ)のブログ(^^)

マンガ読むのが好きです

最後に紅薔薇

まぁここんとこの姉妹はちょい暗くなる傾向にあるんで簡単に。
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色々あったけど・・・とりあえず祥子様浮かれすぎ(笑)
なんかはっちゃけた? あの厳しい祥子様はどこに(^_^;)
でも、そんな心から楽しく嬉しそうな彼女の描写は
読んでて微笑ましくなりますね。
冒頭の誘うところなんかあまりの事に皆固まってるし(^^;
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しめるところはしめるって事なんでしょうが、まぁ祐巳ちゃんに思いっきり
甘えてる様子は読んでて気持ちイイです。
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そして、はっちゃけすぎて途中で気分が悪くなる―――ああお嬢様だ(笑)
加減を知らないっていうか、ようやく解放された感があるっていうか。
文中にあるけど普段おしとやかな人がハジケまくってるのって
その意外性がカワイイ感じですよね。余程祐巳と一緒なのが嬉しいっていうか
・・・なんか初めて祥子様がかわいく思えてきたよ(笑)
だってこれってツンデレそのものだし(^_^;)
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由乃さん同様「2人で行く」「当たり前」ってのが・・・ほんと
すごい惚れ込みようですな(^^;
ここまで崩れてくると、もう百合でもイイようなきがしてきた(笑)
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で、幸せ過ぎてその反動に耐えられるのよう、悪い可能性を考えてしまう
福沢姉弟・・・それって不幸属性って言うんじゃ(笑)
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で、当日。遊園地で待ってたのはギンナン王子とユキチ(^_^;)
あー、まぁ最後にタネ明かしはあるわけですが、やっぱり
お邪魔虫だよなぁ(^_^;)いや、解るけど。解るんだけど(^^;
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でもって、そんな王子と正面きって話す祐巳ちゃん。
ようやく色々な事情が判ってきたわけで。
そう。基本的祐巳ちゃんってその不幸属性のせいか、あんまり人の事情に
踏み込まないよね。それ故にすれ違いや勘違いを引き起こしてみたり。
まぁあんまり事情を聞き出して回るのもどうかと思いますが、やっぱり
主人公である祐巳ちゃん視点で話が進むだけに事情が見えてこないですし。
設定をみるだけでも、この先―――祥子様が卒業後は過酷な世界に
行かざるを得ないワケで。そこをスルーしてるというか、あまり考えてない
祐巳ちゃんにちょっとヤキモキするところもあって。
立ち入らない事も庶民美徳だけど、もう少し祥子様のチカラになって
あげられないのかなーとも。
ま、そこら辺を決意するところが多分ラストシーンあたりなんだろうなぁとは
思いますけどね(^_^;)
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でもってギンナン王子の言ってる事はよくわかる。
ようは祥子様はこれから先、上流階級の社会に生きてゆくわけで、
潔癖すぎるきらいもある祥子様にはかなり酷な世界であるわけで。
そんな中で彼女の心の支えになってほしい、という事だよね。
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その片鱗は「子羊」とかに出てきてるし。
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出来れば一生、歳を経てやがて没するその時まで。
親友になって欲しいと。
卒業後、姉妹の関係だけでなく、対等な―――大切な友として。
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その覚悟が祐巳ちゃんにあるのか・・・。
っていうところを気付かせようってのがこの王子の考えだろうし。
つかこの王子やりすぎるくらい完璧やな(^_^;)
キザって言われてるけどキザってかなりレベル高くないと出来ない行動だしね。
「好きだけど結婚する気はない」って正直に言いきれるのはスゴイと思うが
まぁでもこのまま王子と祥子様が結婚するのが色々イイような気もするなぁ(^^;
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でもって最後に瞳子ちゃんの名前がでて終わり、と(^^;
まぁ名前でるだけイイかもねー。あんまり誰も彼もと登場させると
収集つかなくなるしな>特別でない



うむ。そんなこんなでマリみて新刊でしたが(^_^;)
やー繰り返しになりますが、正直面白くなるかどうか半信半疑だったんで
イイ意味で裏切られて良かったです。
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―――Σ( ̄ロ ̄;
これが福沢姉弟の不幸属性か!(笑)
ある意味弱い考えではあるよね。ショックを和らげるためにあえて最悪な状況を
考えるのって(^^;
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まぁあとは祐巳の妹問題と(由乃さんはある意味解決傾向?(笑))
最後であろう祥子様の卒業に向かって進んで行くんだろうねー。
まぁ由乃さん絡みでまだまだあるんだろうけど。
早く決着が読みたくもあり、終わって欲しくもなく。
なかなか微妙なお年頃やねって事で、はい(^_^;)