「魔法先生ネギま！」(１７)赤松健 講談社

―――やっぱりネギま！は面白いなぁ(^^)
こんなに熱く、ちゃんと盛り上がりどころが解ってて、
でもコネタも満載で、ほんのりサービスもあり、
多方面にアピール出来る作品ってそんなに無いよなぁ。
やっぱ生半可に色気出して、別メディアにしても
この漫画を越えるってのは並大抵な事じゃないって事だよね(´ー`)
（と、軽くジャブ(笑)）

―――さて。
今巻は長らく続いてきた学園祭編の大詰め、
超との決戦の、そのラストです。
前回からの引き続きなんですが、やー描かれ方が
半端無くすごいわ。ちゃんとメインのキャラで本筋を
描きつつも、学園自体のサバイバル大会も成立させて
かなりのキャラの見せ場がちゃんと描かれてるのがなー。
まるであれだ。大作映画の合戦シーンとかで、画面のスミに
ちょろっと出てきてたキャラにも、１人１人にドラマがあるって
感じかな。高畑センセの戦いや、各魔法先生達の奮闘、
そしてあくまでゲームとしての一般生徒の戦いに、
電脳世界での情報対戦。その中をネギを中心にそれぞれ
ネギの為に「この場はまかせて先に」状態で徐々に
盛り上がりをかけ、そして決戦の前のピンチに駆けつける
意外な人物。そして。背中をおされてネギは超との
最終決戦へ―――くぅっ！(>_<)ノ　面白すぎっ。

少年漫画の王道を、今風に設定とビジュアルでおもいっきり
デコレーションして、もう贅沢な作品だなぁ、と。
思わず何度も読み返しちゃったよ(^^;
でも、それでも読み切れない程の伏線やら設定が
あるんだろうなぁと思うと、なんかお得感バリバリですよ。
さすがに今日は前巻から読み返すのはガマンしましたが
明日にでも全巻読み返しそうで、コワイです。

そうそう。
ちなみに今巻は初回限定版というのはありませんが
代わりに初版には巻末にパクティオカードのシールが
織り込まれています。次巻以降にも付くのかしらん？

魔法先生ネギま!(17) (少年マガジンコミックス)