julym(じゅらいむ)のブログ(^^)

マンガ読むのが好きです

「現代視覚文化研究」三才ブックス


まぁ今年のコッチ系の話題とか、アニメとかの
感想がだらだら書いてある本、ですかね(^^;
個人的に毎日の巡回サイトの中の人が何人か書いてるのと
気になった特集がいくつか載っていたのでgetしましたです。





でまぁ、ざっと読んでみたんですが―――本気で
だらだら書いてあるだけですね(^^;
なんていうか、ネットでBlogとかで「このアニメが―――」
って的な話が書いてあるのを読んだ感じっていうか、、、。
うーん。まぁそのせいか、面白かったところと
そんなに―――ってところがバラバラに載ってて
テンションの持って行き方に迷った感じします。
思うに編集の人が、思いつきで次々頁を足していったような
統一感や流れに関係なく、無秩序に並んだ記事の連続が、
人を選ぶっていうか、アンバランスさになってるのかなーと。





ま、ぶっちゃけ、個人的にこういったサブカル系の匂いのする本は
あまり好みでないので、合わなかったのかもしれませんが(^^;
アニメ好きのお笑い集団「アニメ会」が中心になってるのも
合わなかった要因のひとつでしょうし(あまり好みでない)
同じく本田透も(同上)





まぁ内容的には、様々なその手の人が「今年のアニメの
ムーブメント」的な話をエッセイ―――というかBlogの
1エピック的な文章でつらつらと。最萌とか女装とか
空気系アニメとかキャベツとか泣きアニメとか。
全部微妙―――というか、どこかしかネットで
観たこと有るような論調の話って感じ?
まぁ当たり前っちゃ当たり前ですけどね。
同じようなスタンスではあるワケだし。
次のライトノベル講座ってのは、本田透がよくやる
図でカテコライズして進めるタイプ。特に目新しさ無し。





次のワダツミさんのエッセイは、アニメでよくある
軍事描写の間違いへのツッコミ。まぁ敬礼の仕方の違いですね。
よくご本人の頁でやってるような(^^;
かーずさんの二次元キャラの紹介記事は面白かったかな。
色々なキャラがまんべんなく載ってる感じで。





次に載ってる声優ラジオと声優の相関関係図は
まぁ知らない人には目新しいのかもなーって感じで。
ちゆ12歳の新条まゆ先生の紹介や、アキバblogの中の人の
店頭POP紹介もまぁまぁ。





あとはアニメ会がだらだらなんか書いてって感じかな?
正直アニメ会のネタに合う人には面白いんでしょうけど
前述の通り僕には大半が微妙なワケで。
シャッツキステのレポはまぁまぁだったけどね。
最後のオタク検定とやらは開けてないので内容は不明。
特に興味ないので開けないかな(^^;





そんな微妙な感じが半分。次は興味深かった記事。
これらが無かったらちゃぶ台ひっくりかえしてるとこだ(笑)






まずは「うたわれラジオ」のレポ&インタヴュー。
二人のラジオ収録の様子やフォークやマカビンビンやらが
カラー画像付きで載ってます。この手の記事では専門誌で
取り上げられたとしてもモノクロ頁な事が多いので
そういう意味では貴重かも。なるほど、この距離で会話
してるのねーって感じで、ラジオ視聴者にはかなりイイ感じ。
つか、柚ちゃんの力ちゃんを見つめる眼差しが、もう(^^;
お二人のインタヴュー読んでると、ほんのちょっぴり本音を
混ぜつつも、好きだ云々はやっぱり大げさに盛り上げてるって
感じしますね。まぁマジなところもあるんでしょうけど。
でも二人ともベテランな役者さんですしねぇ(^^;
そのどこまで本気なのってのを楽しむが、楽しいんですけどね。
やーでも、これ読んだおかげで、お二人の喋ってる様子が
目に見えるようでなかなかに楽しいですやね。






次に「MUSASHI-GUN道-」のプロデューサと監督のインタヴュー。
僕はちょろっとしか本編を見たことないんですが、噂は
かねがね(^^; で、興味深く読んじゃいましたけど―――
そりゃ、まぁ、現場は大変だったって感じやね。
でも、それで注目を浴びることになって複雑みたいですが
ある種吹っ切れたかのような感じですね(^^;
叩かれた事もイイ思い出になってるっていうか。
まぁ当時はそんな事なかったんでしょうけど、
終わってみればって事なんでしょうね(^^;
監督の「こうしてみなさんにお話出来る機会があるとは
思わなかった」ってところからも、そういう感じなのかな、と。
なかなかに興味深いインタヴューでした。





あとは「萌え系4コマ年代記」が4コマ雑誌から萌え系への
流れが解りやすくまとめられていて面白かったです。
全体的に僕も同意って感じしました(^^)
ちゃんと萌え系の走りであるあずまんがの前に
アニパロコミックやOUTからの流れとか
同人作家の流れとかも捉えてたりして
かなりしっかりしてます。つか判ってるなー。
同人系からの流れとか
でもストーリー4コマって竹書房の方が最初に出てきてたのか。
てっきり芳文社の方が先なのかと。
記事として、そして個人的興味として一番良かった記事かな。





あと、これからの同人ノベルって感じの紹介と
同人音楽の流れとか紹介とか。この辺は個人的にも疎いので
なかなか興味深かったり。まぁさすがに数も多いんで
有名作品の紹介に留まってる感もあるけど。





最後にプロ作家→同人サークル名データベース。
まぁ数が数だけに全部を網羅出来るハズも無いので
ピックアップにはなってるんだけど―――その取り上げ方が
いかにも、これをまとめた人の「自分の知ってるサークル、
作家をまとめましたよ」感がして笑った(笑)(^^;
偏ってたりマイナーだったり。





ま、そんなこんなで、半分以上微妙すぎなんですけど
残りの部分が他で観れないところもあったり、
目の付け所がイイ感じのものもあったりで―――
まぁ損は無かったかなーと(^^;
ただ、やっぱり興味ある人が限られるので
みんながgetするまではいかないかなって感じで。
多分立ち読み出来ればそれにこした事は無いかな?
物好きならともかく(笑)


要はネットをよく廻ってる人には目新しさはないかなって感じでひとつ。





(追記)
要は今年あった出来事をつらつらまとめたものだから
今読んでも新鮮味が無いんじゃない?というツッコミをもらった。
うん。確かにそうだ(^^;
って事は、もう少し日を開けて読めば、また違った感想を持つのかも?
来年の今頃読んで「そういた去年キャベツ騒動とかあったなぁ」って感じで。
ああ、それなら確かに面白いかも。総括だもんなー。
と腑に落ちたり(笑)


ゲームラボ特別編集 現代視覚文化研究

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