julym(じゅらいむ)のブログ(^^)

マンガ読むのが好きです

ようやく実写版マリア様がみてるをみてきた(^^;


実写映画「マリア様がみてる」公式HP
http://www.mariasama-movie.jp/index.html


個人的に期待してたし、他の行事やイベントと被ると感動が分散するなーと
タイミング見計らってたら、いつのまにか新宿とかで上映も終わり、
手近で行けるのが池袋くらいって感じで、帰りがけに勢い付けて
行ってみたです。小さめの地下の小屋で、以前センコロール見たとこやね。
小さいながらもロングラン上映なのかな?
そういやこの映画館の並びに、初めてのマリみてオンリーが行われたトコがあって
何かと縁があるのかもなーとか思ったり。



って事で見てきましたが、、、
や、すごっく雰囲気あって良かったわぁ(*´ー`)
確かに演技は学園祭レベルが多かったけど、
むしろそこがイイというかそれがイイというか(^^)



最初こそ「ん?」とか思いつつ見てたけど、素朴な演技が中学生日記というか
文化祭の演劇っぽいというか。逆に活き活きとした現実感が感じられて。
ちゃんと女子高生が演じてるって感じして良かったです(^^)
考えて見れば櫻の園とかでもそんなに演技が上手かったワケでもないし
むしろ初々しさがファンタジー世界っぽいというか浮世離れしてるというか。
そう、マリみてはファンタジー世界なんよね。お嬢様学校という意味でも。
あまり演技が上手くてリアル感が過ぎると、それこそ目が冷めちゃうし。
そういう意味でもイイ具合だったような気がします。



リリアンの描写がどうなるかなーとか思ったけど、
ちょっと現実みてこじんまりとしてて違和感あった気もしないでも。
まぁなんだ。実際あんなもんだよねって感想で自分をねじ伏せましたが(笑)

マリア様のある庭園とかな!(笑)
やっぱイメージが固まったのはアニメとかの描写からかなぁ。
ま、でもむしろ薔薇の館が樹木の奥まったところにあったり、
内部が狭目な感じで階段あがってすぐ部屋だったりしたのは
本物感があって良かったな。
いくら名門お嬢様学校でも生徒会にあまり大きな舎は与えるのも不自然だしね。
階段がギシギシ言ってて良い感じだった(^^)

あと、校舎がちょっと小さめ?とも思ったけど、
まぁその辺も古い名門校って事を考えるとまぁ許容範囲内ギリギリか?(笑)



ただ机や椅子まで木製の古い感じだったのはさすがに違和感あったかも。
教室の床のギシギシ感とか雰囲気は良かったですけどね。
確か木の床は牛乳で磨くんだっけ?



そういや事前情報全然仕入れずに見てたんだけど、最初の門はともかく、
校舎とか教室とかマリア像のある中庭とかすごく見覚えがあったんで
多分あそこだなーとは思いつつ。映画みてる間は意識外においやってたんだけど
改めて確認したら、やっぱり長野のあがたの森の旧制松本高校だったよ(^^;
まぁあそこまで雰囲気あるとこはそんなに残ってないしねー。
ちなみに2回程行った事あります(^^;



中庭とか校舎とか歩くと雰囲気すごくよすぎるしあそこ。
つまりおねティおねツイと同じ学校で教室でそして講堂でいろいろあったワケだな(笑)
とくに行動がめちゃくちゃ雰囲気イイんよね。



あーでも中庭はちょっと作った感じというか、マリア様像がすごい中途半端な感じは
したというか、セットで置いた感はしたかな(笑)まぁ難しいとは思うけどね(^^;


そういやその中庭に置かれてたマリア像が映画館のフロアに置いてありました。
近くで見ると意外と小さかったな(^^;

あとリリアンの制服も展示されてた(^^;
結構作りしっかりしてたなーと思いつつ。
まぁモブ含めてかなりの数の生徒が出てくるし制服も実際にイッパイ作っただろうから
本格的に作ったんでしょうけどね。
でも珍しい制服に関わらず違和感無いのは、
まぁ外見はよくオンリーでコスの方観てるからだろうね(笑)(^^;





そんなこんなで。
とにかく、実写で演じられるマリみての世界のパワーはすごかったです。
それらしい場所でそれらしく構成したポートレートの繋がった感じだったけど、
個人的にはアニメよりも原作に近かったです(^^)
アニメはキャラデザや構成含めて違和感あるし、今でも。
声はすごくイイんだけどね。だから本当の意味での原作のメディア展開で
一番素晴らしいのはドラマCDシリーズだと思う。



さておき、原作を現実化したイメージ作品として実写版はすごく最適でした。
予想通り、作品的にやっぱ親和性イイわ、うん。



最初に実写化の報を聞いたときには不安感がいっぱいでしたが
(改変されたり作品世界が壊れる的な意味で)
でも演じられる方とか発表されたり、映画の内容が原作踏襲な報を聞いて
すっごく楽しみにしてたんですけど、まさにそのとおりでほっとしつつ
個人的に結構楽しめましたです、はい。



ええ!マリみて好き補正がめいっぱいかかってますけどね!(笑)
ちょい知ってる人やマリみてそのものを知らない人だと
違和感大きいのかもしれませんが(^^; 為念



ちなみに個人的に映画の櫻の園は大好きです。DVD持ってます(笑)
2008年のリニューアル版も映画館に見に行きました。
まぁリニューアル版は櫻の園というより青春ムービーものになってましたが(^^;
興行収入低かったみたいね(^^; 個人的には好みではあったんだけど。
実写マリみて見て気に入った方は櫻の園も気に入るかも。
まぁこっちはよりシリアスだけど(^^;

櫻の園 [DVD]

櫻の園 [DVD]

ちなみに原作マンガは読んだこと無かったり(^^;



ちなみに冒頭に提示したマリア様がみてるパーフェクトブックですが、
普通に本屋でも売ってます。まぁ観るまではgetしないでおいたんですけど。
実はこの映画にはパンフレットは存在しないらしく(^^;
まぁでも中身も頁も薄っぺらいパンフなんかよりは全然こっちがイイけどね。




あと、映画はほんとに楽しみだった証拠にちゃんと前売り券買ってます(笑)
しかもサンクス予約の限定版で。
コンビニで予約するとき「マリア様がみてる」って言うの
ちょっと恥ずかしかった(^^;

ちなみにクリアファイルと原作の今野センセの16ページの短編付き。
マリア像で出会う前、祐巳が持ってた祥子さまとのツーショット写真には
実はまだ秘密があって、、、という感じで、
短いながらすごくイイ雰囲気でした(*´ー`)



あ、ひとつ気になった事思い出した(^^;
最初の祐巳のタイを直す祥子さまのシーン、、、初対面の大事なシーンですが、
ぶっちゃけ祐巳のタイが全然曲がってなかったように見えた(笑)
もう少し分かりやすく曲げても、とか思ったのは望みすぎなんだろうか?(笑)



ってな感じで最後に映画観終わった後の各キャラの感想を。
劇場公開前のイメージはちらっとしか見てないけど
まぁこういうのは実際映画内の演技とかで見たら印象変わるしねーって
思ってたので(^^;



まず祐巳
まじ豆タヌキ(笑)
普通っぽさが出てて原作の本文のイメージの祐巳って感じ。
蔦子さんとの写真の取り合いとか、軽くデフォルメ化された普通の少女っぽさが
主人公らしかった。でも一応祐巳は編入組では無いんだよね(笑)



祥子さま、綺麗で無愛想で意固地で。
祐巳との身長差もあってイメージぴったしですごかった(^^;
憂いを秘めた表情とか起こった表情とかイイ雰囲気だったなー。
うつむいた時の髪のしなだれ具合がヤバかった。



聖さま、これまたイメージぴったし過ぎ。ざっくばらんな感じとかハーフな感じとか。
もう少し出番があったら良かったんだけどね。祐巳の心の支えみたいな感じで。



容子さま、お姉さまの風格。というか先輩OLな感じ?(笑)
一人浮いてるというか、年上っぽくみえた。
つか中の人はほんとに一番年上なのね。まぁ21だけど(^^;



江利子さま、実写で一番イメージ通り!
演技も一人上手かったので逆に目立ってた(笑)
この人で黄薔薇革命見たいかも。



志摩子さん、美人というより別嬪さんって感じ? 和風のお嬢様というか。
斜めからのショットは頬の辺りがマジ菩薩様に見えてすげぇすげぇって思ってた(笑)
でも、どっかで観た事あるなと思ったらオーズの妹ちゃんじゃん!毎週見てるよ!(^^;



由乃さん、改造前のせいか出番が少ない。原作通りだけどね。
イメージは合ってたようには思う。
3人で揃ってお昼に中庭にいるシーンは神がかってた。個人的に!(笑)<ぉ
同年代メンバー好きなんよ(^^;



令ちゃん、スポーツマンで運動部の部長さんってイメージは伝わってきたかな。
同じく由乃さん同様原作でも出番少ないしね。



蔦子さん、イメージよりも可愛らしかった感じ?
まぁでも1年でカメラ少女でっていうキャラは出てたし、
原作の蔦子さんは落ち着きすぎなとこもあるしな(笑)



あと銀杏王子がなよっとして風格のないアイドルっぽい感じで。
柏木はもう少し背が高い美青年の方がイイと思うんだ。余裕のありそうな。
あれじゃ単なるジャニタレだよ。全然柏木さんらしくない。
まぁ映画的にはおまけなんで別にイイけどね。
雰囲気壊さないようにか、控えめに描写されてた感じだし。



あと新聞部で三奈子さんと真美さんっぽい人も。
まぁこっちはモブとそんなに変わらないけど髪型は合わせてくれてた(笑)


まぁなんだかんだで柏木以外の男の出ない、眼福な映画であったことよ。
昔の櫻の園よりはもうひとつかもだけど、
原作補正込みで新櫻の園よりは楽しめた感じで(^^;
ちなみに主題歌はCooRieで雰囲気に結構あってましたね。




ふぅ、まぁこのおかげか、マンガ版の連載も再開したし、
まだまだマリみて界隈が継続されそうで、
ファンとしてはイイ感じやねーって感じでひとつ。
短篇集とはいえ、もうすぐ新刊も出るしね!

マリア様がみてる 9 〜チェリーブロッサム〜 (マーガレットコミックス)

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あ、個人的にしゃかみては無い事になってますので(笑)



映画原作 マリア様がみてる (コバルト文庫)

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Heavenly Days

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