「ハチミツとクローバー」(10)羽海野チカ 集英社
感想は軽く以下のとおり(^^;
最終刊です。スピンアウト作品がまだ残ってるとの噂ですが
何はともあれ最終回です。月刊誌連載のせいか、
6年の連載のわりには意外に少なめ、かな?>巻数
大きなネタバレはしませんが―――まぁ、無事着陸して
良かったなーって感じかな?
正直竹本が自転車旅行から帰って来て告白した後は
落ち着いちゃったなーって感じがしてたので、
とりあえず後はどう終わるかって不安と期待半々だったです。
まぁ、でもめちゃくちゃな奇跡とかは特になく、
等身大の青春群像としてはなかなか楽しかったかな、と。
ドラマチックなのは最後の事件くらいだし。
まぁぶっちゃけ、天才な森田は好みではなかったので
そっちに行かないだけでも(^^;
竹本は―――まぁ最後は主人公でしたね。
竹本で始まって恋に落ちて、そして竹本が旅立つ―――
そういう意味では綺麗にまとまりましたね。
あとは、人間、いかに吹っ切れるかって事に
かかってるのかもって感じですか(^^;
自転車で一人旅に出たら、色々吹っ切れそうではあります(^^;
山田も、まぁ野宮が意外に青春さんだしねー(^^;
とりあえず入り口に立ったって事で。
真山とリカさんは―――未来はまだわからないけれど
修ちゃんがようやく吹っ切れた事もあって、良い方向に
影響されてるとイイんだけどね、リカさん。
結局過去にしばられてたのも、この問題が滞在してたからだろうし。
にしても―――修ちゃんが一番吹っ切れたなぁ(^^;
色々と問題が山積みだったのを一念発起したんだしねー。
大学自体も縛られてる象徴だとは思わなかったけど。
なんだかんだで大人だったし―――大人だったからこそ
複雑に絡み合ってたのかもしれませんけど。
(って事で、早速昨日のアニメを解禁しましたが―――
ああ、アニメだと山田さんが可愛すぎて―――じゃなく。
修ちゃんの告白が清々しいなぁ!(笑))
そしてラストシーン―――うまくまとめたなぁ(^^;
あの土手は様々なところで現れてたんで、その思い出もあり
タイトルのテーマでもありで、上手いなぁ。
つか、上手い事まとめたなぁ(^^;
ちょっとあざといかもしれないけれど、まぁこの恋愛ファンタジーの
締めには丁度イイかもですね。
そんなこんなで、連載、アニメ、そして実写映画と拡大してきた
ハチクロの世界も終了、と。うん。漫画もそもそも面白かったし
不安だったアニメも、再現度と音楽、そしてイメージの拡大って意味で
かなり評価が高いですし、となかなかに幸せな作品だったかもなー
って感じかな(^^)(実写映画はスルー(笑))
さ、次の標的はのだめだ!(笑)(^^;
アニメはハチクロのスタッフっぽいんで大ハズシは
しないと―――イイなぁ(笑)(^^;
そして後半には、読み切り作品とハチクロ番外編と
読み切り作品が(^^;
最初の読み切りモノは―――恋愛モノの短編ですね。
よく考えたらハチクロ以外の作品ってあんまり無いんだよね(^^;
この恋愛モノを読んだ限りじゃ、こういうのもいけるなーと。
こういうのもジャンジャン描いて欲しいなー。
ハチクロ番外編は―――チョコ編はともかく、将棋編は非常に
らしい作品ですねー。つか、ここで真山のお持ち帰り疑惑の
オチがあるとわ(^^;
そして山崎最強伝説再び!(笑)
最後の星のオペラ―――イイなぁ。すごくいい。
どこがアンキパンかってとこもあるけど、短い中に
コメディ部分としんみり部分がイイ感じでまざってて
ケミストリーされてる感じで。ほんとイイです。
そして最後にカーテンコール。おつかれさまでした(^^)
次の作品がいつになるかは判らないけれど
楽しみにしてます(^^)
ハチミツとクローバー 10 (クイーンズコミックス―コーラス)
- 作者: 羽海野チカ
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2006/09/08
- メディア: コミック
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って感じでひとつ。
そうそう。ちなみにハチクロ終盤に出てきた、野宮が山田さんを
連れて行った場所、もしかして聖地巡礼とかになっちゃうのかなぁ。
そりゃあ、僕も一年に一回(笑)ふるさとフェアの後に寄るくらいだけど
あんまり賑やかになって欲しくないよなー(^^;
ま、その頃には落ち着いているか(笑)
また昼寝したいなー(*´ー`)