「彼女がフラグをおられたら」(1)(2)(3)凪庵/竹井10日 講談社
何故かアタマにフラグが見える主人公と彼を慕う彼女たちの物語。
まぁハーレム系を軸に、そのフラグが見えるようになった経緯から
その能力についての謎を中心に話が進む感じですが、いまのところ
その謎の片鱗がすこしずつ現れてるだけで、中心は周囲の女子との
交流を描いています。でもこの進行が絶妙で、これらのエピソードで
彼女たちへの思い入れが生まれ、やがて物語が謎の確信に近づくにつれ
相乗効果で一層盛り上がるんだろうなーとか思ったり。
そんな彼女たちのキャラ性は凄く魅力的でみんなかわいいです。
多分凪庵さんの作画や表現の仕方が巧く作品と合ってるんだろうなー。
なんだかんだで凪庵さんの作品は「はみがき子たん」(同人誌版が出て
ガレキが出たりしてた最初の頃)から追いかけていて、同人誌もよくgetしていたり
商業誌も追いかけてたりしてるのですが、絵が可愛く、マンガ的にも読みやすく
キャラの感情とかシチュエーションとかの表現が抜群に巧い人だなーと思いつつ
話作りや全体の構成にアクがないというか、もうひとつインパクトが欲しいって
思ってたので、こういう風に原作付でやられるとその魅力が最大に発揮されて
良いケミカルが起きて面白い作品になってるなーと。
そんな感じで何度も読み返して楽しんでる作品です。続きが楽しみです。
ちなみに本当なら原作にも手を出したいところなのですが(キャンペーンもあったし)
如何せん原作の竹井10日さんの文章、、、というか文体かな?
それがどうにも個人的に合わないので多分手を出さないかと(^^;
コミカライズ、と1段挟んだ状態なら楽しめるので、やっぱ文体だと思いますけどね。
「秋桜の空に」はゲームちょっとやったし、何故かサイン入り小説も持ってるのですが。
らき☆すたの文庫版も読んでみて合わなくてだめだったしね(^^; しゃーない。
- 作者: 凪庵,CUTEG,竹井 10日
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